タカサゴ科(Caesionidae)−ウメイロモドキ

ウメイロモドキ
ウメイロモドキ
ウメイロモドキ ウメイロモドキ
ウメイロモドキ ウメイロモドキ

和名:ウメイロモドキ
英明:Yellow and blueback fusilier
学名Caesio teres Seale,1906
撮影:上/左下/右下:S.Goto
分布:琉球列島以南、インド洋・西太平洋・東アフリカ・紅海。
特徴:珊瑚礁の外縁、礁斜面やドロップオフに群れをなして生息する。
体長は35cm。体色は背の部分は青色、背びれと尾びれは鮮黄色、腹は白っぽい。ユメウメイロに似るが、背びれの黄色は鮮やかさで区別できる。タカサゴ科に属するものとしては体高が高い方である。
本種は釣り上げると体全体が赤みを帯び濃紫色になってしまうので、市場では慣れないと分かりにく。
インドネシアで見られるものは、背中の黄色が少なく、大きさもひとまわり大きい。
雑食性でプランクトンも食べる。
和名の「ウメイロモドキ」はフエダイ科の「ウメイロ」に似ているところからきている。英名のレッドフィンは、黄色い尾鰭の縁が赤いところからきていると思われる。
沖縄では尾鰭の縁が赤いのでアカジューグルクンと呼んでいるところもある。
食用となり沖縄では重要食用魚である。釣りや追込み網で漁獲され、鍋物・刺し身・塩焼き・唐揚げなどにすると美味しい。


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