チョウチョウウオ科(Chaetodontidae)−ウミヅキチョウチョウウオ
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| ウミヅキチョウチョウウオ |
和名：ウミヅキチョウチョウウオ
英明：bluelashed butterflyfish
学名：Chaetodon bennetti Cuvier,1831
撮影：SUN(小笠原)
分布：千葉県以南。〜インド洋（アラビア海を除く）中部大平洋（ハワイ諸島をのぞく）。
特徴：水深30m以浅の珊瑚礁域に生息する。
体色は鮮やかな黄色で、体側には大きく白い縁取りのある黒色斑がある。また体側下方にも白色線が2本あり、この白色線を水平線に、黒色斑を月に見たててこの和名がつけられたという。トノサマダイに似ているがトノサマダイの黒色斑は白く縁取られない。体長18cm。
個体数はやや少ない。
サンゴのポリプを捕食し、底生動物を捕食することもある。
ポリプ食性とされており、やや飼いにくい種。ただそのほかに底生動物を捕食するため、ポリプ食性のチョウチョウウオとしては餌付きやすいという。
体側中央に目玉模様があり斜めじまがある。普通単独でいることが多いが数尾が群れているときもある。
肉食性でサンゴのポリプなどを食べる。幼魚は温帯域にも流れてくるので秋から冬にかけて紀伊半島周辺の内湾のサンゴ礁で見られる。