ホーム情報検索魚探しタラ・アンコウの仲間ナンヨウフクメンイタチウオ

アシロ科(Ophidiidae)-ナンヨウフクメンイタチウオ

ナンヨウフクメンイタチウオ(標本)
ナンヨウフクメンイタチウオ(標本)
ナンヨウフクメンイタチウオ(標本)
ナンヨウフクメンイタチウオ(標本)

和名:ナンヨウフクメンイタチウオ
英明:-
学名Bassozetus glutinosus (Alcock,1890)
撮影:上/下:S.Goto(東海大学海洋科学博物館)
分布:インド洋、西太平洋、琉球海溝,駿河湾
特徴:水深1300~3500mの海底に生息していると考えられている。生態はほとんどわかっていない。
体長は37cmの記録がある。鼻が大きく、目は鼻よりもはるかに小さい。頭部は黒く、ぶよぶよとしたゴム状の皮膚で覆われている。目は皮膚に覆われ、のぞき窓のようになっている。背中や尾は灰色、体長の7割に達する長い尾を持つ。背鰭軟条120-127、尻鰭軟条数101-103。雄は浮き袋から音を出すための筋肉が発達している。
2007年10月に駿河湾からフクメンイタチウオ属の固体を採集。本属は日本からはフクメンイタチウオおよびソコフクメンイタチウオの2種が知られるが、採集された標本はどちらとも異なっていた。そこで、全世界の本属13種の標本と比較した結果、日本からは知られていなかったBassozetus glutinosusということが判明。また、過去に採集されたフクメンイタチウオ類の未同定標本を調査した結果、05年に琉球海溝産で採集された1個体(体長約26cm)が、研究されないまま国立科学博物館に所蔵されていて、それが本種であることが判明した。そこで、研究結果を報告し、新標準和名ナンヨウフクメンイタチウオが提唱された。日本初記録となる。新称は、本種がおもに熱帯域から亜熱帯域の低緯度帯に分布することに由来する。


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